米国式根管治療(マイクロエンド)
歯の根のひび・割れる、根管に穴、虫歯による歯の崩壊に

根管治療とは歯の神経の治療のことをいいます。
むし歯が神経に到達してしまった時、もしくは神経が元々死んでしまっている場合に、神経の通る管(根管)の神経や異物を取り除き、その管を消毒しキレイにする治療です。
通常、何回かの消毒で神経の管を無菌状態し、最後にその管を無菌的に封鎖して根管治療は終了となります。
当院では、一般的な根管治療と比べて著しく成功率の高い北米、特に先取性の高い西海岸のシステムを採用しています。
まずは、患者様のご要望をおうかがいし、お口の状態を見てからの治療法選択となります。保険の効く場合もあるので、大切な歯を失う前に一度お気軽にご相談ください。




他院で抜歯と診断された方も治る場合があります
- 根管にヒビが入ってしまっている
- 根管に穴が空いてしまっている
- 根尖病巣が大きい
- 虫歯によって歯が崩壊してしまっている
熱いものを飲むと歯がしみる・痛い、何もしていないのに痛む、かなり虫歯が進行している場合も。まずは一度ご来院ください。
米国式根管(マイクロエンド)治療例
米国式根管治療で使用する機器・薬

- マイクロスコープ
- 患部を数十倍に拡大でき、今まで手探りで行っていた治療が確実に見えるため、診査・診断、治療の精度・正確さが高まります。

- ラバーダム
- お口の中の細菌や唾液が治療している歯に入らないようにし感染も防ぎます。より精度の高い治療が行え、欠かせない器具です。

- 歯科用3DCT
- CT画像を使用して歯根や病巣の3次元的な形態やマイクロスコープでは見つけられない根管など正しい診断が可能となります。

- スーパーエンド
- 根管充填材を加熱軟化し充填する手動式根管充填器です。3次元的に根管充填できるため精密な治療を可能します。

- NiTiファイル
- 根管内側の汚染された歯組織の除去を行う治療器具です。手指で行うよりもより早く、キレイな根管形成が行えます。
米国式根管治療のメリット
- 無菌的な治療を行う事ができ、再発の可能性が低い
- マイクロスコープ(歯科用顕微鏡)を使うため、感染源(虫歯や神経の残骸など)の見落としがなく、必要最低限の汚染だけを取り除くことが可能です
- 湾曲した根管など、難しい症例も治療可能です
- 保険の治療と比べて著しく治療の成功率が高い
よくある質問
この治療はどんなときに必要なのですか?
A様々な原因から歯の神経が炎症や感染を起こした時に根管治療が必要になります。
また深い虫歯などで繰り返された歯科の処置や歯牙破折、亀裂などでも根管治療が必要となる時があります。
もし炎症や感染、亀裂がそのまま放置されていると、膿が大きくなり歯を抜かなくてはならないこともあります。
治療中に痛みは感じるのでしょうか?
A神経がある場合は必ず麻酔を行います。神経がない場合では痛みを感じることはありませんので、安心してご来院ください。
処置はいくらぐらいかかるのでしょうか?
A基本は保険治療になります。
米国式精密根管治療をご希望の場合は、前歯5.5万円、小臼歯6.5万円、大臼歯7.5万円です。
どこの歯にも根管治療はできるのですか?
Aはい。抜歯になるようなケースを除けば全ての歯が治療対象となります。
この根管治療をしっかりとする事により抜歯を防ぐことができます。